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「2024年03月」の記事一覧(15件)

【相続登記が義務化される事について】
カテゴリ:日々のこと  / 投稿日付:2024/03/07 08:36


【相続登記の義務化】がこの4月から始まります。

法務省が出している内容を簡単に書いていきます。


①相続登記の義務化とは?

相続人は、不動産を相続で取得した事を知った日から3年以内に、相続登記をすることが法律上の義務になります。

遺産分割で不動産を取得した場合も、別途、遺産分割から3年以内に、遺産分割の内容に応じた登記をする必要があります。

 

②いつから?

令和6年4月1日から始まります

令和6年4月1より以前に相続した不動産も、相続登記がされていないものは、義務化の対象になります。

 

③いつまでに登記

不動産を相続で取得した事を知った日から3年以内。

令和6年4月1より以前に相続した不動産は、令和9年3月31日までに相続登記をする必要があります

 


ざっとこんな内容。

不動産売買では売却理由が相続というケースも非常に多いんですね。

じゃあ茨木市で売却する物件が増えそうかというと、ちょっと私も気になったので司法書士の先生に聞いてみたら「相談はやはり増えている」と。

「相続登記してない人ってそんなに多いんですか?」

「茨木市での割合は分からないけど、全国的には結構していない人多いみたいですよ」という話でした。



施行から3年以内ですのでこれからどういう感じになるかは分かりませんが、「登記も出来たし、所有してても仕方ないので売ろうかな」って物件が出てくるのかな。

【昭和の回顧が起こっている?!】
カテゴリ:住宅・建築(リフォーム・新築の事)  / 投稿日付:2024/03/06 07:52


テレビをあまり見てないので的外れだったら申し訳ないのですが、「昭和への回顧」って今起きてるんですかね
昭和時代を面白がってるドラマが人気あるみたいで、カメラも画像が良過ぎないっていう需要があると聞きました。


私は高校までが昭和。今考えると面白いが、日常のモラル的に昭和に戻るのはちょっと怖いかも…



間取りを書く時も「壁で仕切るんじゃなくて、昔みたいに可変性のある間取りがいいんじゃないか」と思う時があるんですね。

個から共生の時代というか、繋がりがある程度ある事が感覚としても見直されてきてるのかもしれません。


さすがに田の字で和室ばかりというんじゃなく、フローリングで柱や一部の壁だけがあって、あとは空間が繋がっているという間取り。



耐震・断熱・気密が現在の高水準の性能だったら、間取りというより【空間】という捉え方をした方が面白いかなぁと考える時が増えています。

【売却・購入の意味合いを考える】
カテゴリ:不動産の事(営業・接客など)  / 投稿日付:2024/03/04 14:45


物件情報を発信するっていうけど、私の意識としては【物件情報を説明する】様にしています。


自社物件の場合はどんどんアピールしてもいいけれど、色んな物件を扱う不動産仲介はもっとコンサルティングの意識を持っていかないといけないと思うんです。

コンサルティングの意味を調べると【相談を受け、診断・助言・指導を行うこと】とあります。


今までの不動産会社って物件を売る事を目的としているので(もちろんコレも大事)、どうしても「解決する」「提案する」という意識が低くなってる気がする


チラシやネットを見ていても、ありきたりな言葉が多かったり

最悪なのは土地の形が悪い・道路が狭いとか、条件がよくない部分をワザと隠すような広告をしている。現地に行って初めて知るみたいな・・・(汗)

そんな不動産会社がコンサルティングをする訳がないので…



売却の時→売主様の気持ちや状況・タイミングを考えて、より条件の良い売却にしていく

購入の時→買主様の不安や問題点を読み取って、出来るだけ当てはまる物件を紹介する。または買主様の要望に合うように建築なども織り交ぜて提案していく。


【売る・買う】にもっと意味合いを付けていく意識が大事だと考えています。

【古い建物(状態)では売れにくいのか?】
カテゴリ:不動産の事(営業・接客など)  / 投稿日付:2024/03/03 09:18


建物が古いと売れないって言われるけど、「そんな事もないけどなぁ」って私は思う。

リフォームやリノベーションの提案をしたり、お客様の好みの建築が出来るので、どっちかというと私としたら古い方がワクワクします



不動産会社の多くはすぐに買取業者へ情報を持っていったりしてラクするから、そしてその後リフォームして綺麗な状態で再販売するでしょ。

そりゃ古い状態の物件を販売する力は無くなっていきますよね。


一般のお客様に提案せず買取業者とばかり打合せする。ましてや建築(間取りや設備・仕様)に興味がそもそも無い。



売却を依頼する時も購入する時も、建築を知っている(好きな)担当に相談した方が絶対にいいと思いますよ

結局最後に良い条件で買ってもらえるのはエンドユーザーさん。

そこに対してどこまで提案が出来るのかが、売却も購入も大事になってきます。

【一括売却査定の弊害が顕著になっている】
カテゴリ:不動産の事  / 投稿日付:2024/03/02 14:33


3月に入りましたね。
まだ気温は寒いですが、もうそろそろ春の兆しが出てきそうな感じもあります。


ここしばらくは新着物件も比較的多めだったのですが、今週はちょっと落ち着いてます。
出てくる物件も結構高めの価格設定で、会員さんにおススメ物件として配信する程でもないなぁというのが正直なところ・・・・・。


特に大手の不動産会社から出てくる物件が異常に高値で設定している事が多くて、大幅な価格変更を繰り返していってる状況が目にとまります。



どうなんでしょうね。こういうのって・・・
相場が上がってきてという説明も出来ますが、その範囲を超えてきている物件も多くある。


一括売却査定の弊害が出ている気もしています。
物件が少ない中でなんとかして売却を依頼されたい不動産会社が「これ位の価格でも売れるかもしれませんので」ってトークで、高い査定(査定ではないか・・・チャレンジ価格と呼んだ方がいい)を出している。会社としても無理してでも売却を依頼される方を優先している感じ。


一括売却査定って売却を考えている人には便利で気軽に複数の査定依頼が出来てよさそうなんだけど、その先にはどうにかして売却を依頼されたい複数の不動産会社がいてて、「根拠も、そして実際に買うお客様もいないのに、不動産会社間で査定金額を競う」という訳の分からない状態になっています。

一括売却査定をして、参考にしようって動きもあったけど、参考に出来んという(汗)。



面倒だけど、信頼できそうな不動産会社をネットやブログ・紹介で探して、1つ1つ話を聞くのが一番の近道だと思います。

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