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「2023年08月」の記事一覧(4件)

【平屋を考えてみる】
カテゴリ:不動産の事  / 投稿日付:2023/08/25 16:43


「家の理想は平家」とよく聞きます。

確かに縦(上下)の移動がないのは気持ちがいい。

ただファミリータイプの間取りで平家の家に住もうと思うと、土地は50坪以上は欲しい。

茨木市で50坪以上の土地となると、需要のあるエリアなら土地だけで5,000万円かそれ以上はします…なかなか現実的な選択肢ではない(汗)。



で話はちょっと変わるんですけど、不動産的に平家の物件を考えるとどう?って話。平家の家を売却しようとするとどういった事に注意しないといけないかという観点ですね。



結論から書くと、もう間取り次第

4LDKあればベストですが、なければせめてリビングダイニングがゆったりした3LDKは欲しいですね。

2LDKとか狭いリビングダイニングとかは、やはり売れにくい…。

買いやすい価格帯なら全然いいんですが、先程書いた様に広い土地なら価格帯も高額になるでしょ(汗)。5,000万円以上出して、2LDK等の広くない間取りだったら、検討も出来なくなるという感じです。


よくご年配の方が家が古くなって建て替えする時に、「子供ももういないし、平家でそんなに広くなくていい」って事があるんです。

もし10年や15年後に売却するとなったら、結構厳しい状況になります。

まだ建物価値はあるのでそこそこの査定価格になるし・・・そして間取りが合わないので売れにくい。



遠くない将来に売却の事を考えれば(資産価値)、必要なくても2階建てで4LDK位はあった方が流動しやすい資産として残りますね

【間取り打合せでの担当者】
カテゴリ:間取りの事  / 投稿日付:2023/08/23 11:40


間取りの打合せをする時に、営業マンもしくは設計の人と打合せします。

間取り図を見ながら、こんな事がしたい・こう出来ますか?など色々と追加の要望を伝えていくかと思います。そんな時にそのお客様の希望をすぐに図面に書けるかどうか?ここがその担当を判断する結構重要なポイントになります。



「●●さんの要望はこんな感じですか?」
「こんな間取りになりますが、この部分の要望が取れなくなります」
「全体の大きさ(予算)を考えると、そお要望を全部入れるのは正直難しい・・・」
「こういった間取りの取り方も可能ですが、どうでしょう(代替え案)」

こういった感じで間取りが進んでいきますが、その場で返答がもらえると進み具合が全然違うし、検討密度が変わってくるんですね。



そこで「設計に伝えて、検討してみます」とか「ご要望だけ聞いておきます」みたいな返事だったら、なんかね・・・・・(汗)。じゃあ次回の打合せまで話進まんやんって感じになる。



私の考えとしたら、お客様に間取りを提案するって事は、それまでいくつかのパターンを検討した上でコレがベストっていう経過が大事。という事は、ある程度の追加要望があっても自分の中では一度そのパターンも考えたっていうのが普通だと思っています。

それなのにその時にある程度の提案がないっていうのは

・お客様の要望をあまり考えていない
・間取りを考えることが得意ではない

のどちらかかなぁ。



建物の打合せをするっていうのは、得意じゃないでは済まされないし、1回1回の打合せに努力が必要だと考えています。

【間取りを考える時の意識】
カテゴリ:間取りの事  / 投稿日付:2023/08/14 18:16


ハウスメーカーに入社したのが28年前。
それから住宅・不動産業界でずっと間取りを作成してきました。

私が間取りを考える上で意識している事を何点か。



①間取りパターンはいくつか考えてみる。

お客様の要望に加えて、駐車場の取り方・玄関の位置・隣の状況などを考えていった時に、2つ3つ位の間取りパターンが取れたりします。

1つだけ思いついて「出来た!」では浅いんですね。いくつか思いついた上で、「これがベスト」ってならないとお客様に説明する上で説得力が変わってきます。


②考えた間取りは1日は寝かせる。

すぐにCAD入力せず、できたら1日は置きたい。次の日にもう1度その間取りを見た時に「やっぱりコレやなぁ」って感じる事が大事になります。


③その間取りで無駄な空間がないか?や少し変えたら面積を絞る事が出来ないか等を追求する。

最後の仕上げの段階、削ぎ落としていく感覚です。

もう一工夫でより良くなったり、または面積が0.5坪でも削れたりしますのでね。建物単価坪70万円としたら、0.5坪変われば35万円も安くなる訳じゃないですか。コレは大きい!
資金計画がラクになったり、このお金で別の要望を実現出来るかもしれませんので、追求するのは義務だと思っています。



間取り作成や間取りアドバイスは物件を仲介させて頂く中でのサービスの一環として行なっていますので、1坪も変われば仲介手数料分近くは提案している事になります。
個人的にはお客様への還元だと思って、取り組んでいます。



ざっと書きましたが、意識しているのはこういった点。
間取りの打合せが1回で終わる訳なんかないので、これを何回も行っていきます。ただ一番大事なのは初回の間取り提案。ここの方向性を間違うとかなり遠回りしていまうので、初回は特に集中です。

【長期休み前に登録する・・・?!】
カテゴリ:日々のこと  / 投稿日付:2023/08/08 12:11


今日からお盆休みに入っている不動産会社も多いですね。
当社はお盆は通常営業。お気軽にご相談ください。



毎年感じるんだけど、お盆や正月・GWの長期休暇に入る前日にレインズに物件登録する会社が多いんですね。割合的には大手の不動産会社が多いんだけど・・・。

長期休暇の前日に登録されても問合せもできないでしょ(汗もしその物件に興味があるお客様がいても休暇の間はどうしようもできない。


というか、そういった不動産会社はその状態を狙っているんですけどね(怒)。

レインズ登録義務という法律は守るけれど
問合せはさせないみたいな、物件囲い込みの手法の一部です。



そういえば、先週に超需要がある物件が数か月売れずに販売中止になっていました。
この物件は私もお客様をご紹介&ご案内したくて問合せした事があったんだけど、担当者が居留守・その担当者に伝言も受け付けないという最悪の不動産会社だったんです(ちなみに大手)



そうしたら売り止めになっていました。
なにしてんねんっ!!



こういった事をされているとは知らない売主さんは純粋に売れないからその不動産会社に依頼するのを
止めたという感じだと思いますが、かなりの災難だと思います。

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