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【住み替えの時のおさらい】
カテゴリ:不動産の事  / 投稿日付:2024/03/25 19:38


新しく物件を購入するためには、今の家を売却しないといけないって方も多いかと思います。
売却しないと新たな住宅ローンが組めないというケースです。



住宅ローンが残っていない・もしくは残債を自己資金で一括返済できるなら、先に購入して引っ越ししてから、空き家になった家を売却できるのでコレがベスト。



でも経験上残債が残ってる人もかな。多いんです。

その場合基本的には先に売却する方がいい。売り先行っていうやり方。

売却が決まって通常は2・3ヶ月後の引渡しが一般的ですが、この場合は念の為半年後とか少し長めに引渡しまでの期間をとります。その間に次の物件が見つかって引渡しが同時に出来ればベストですが、その可能性は高くはありません。


というか、そんな最初から激甘な計画(希望)を説明する不動産担当は信用してはいけないでしょう。

次が見つかるまでは賃貸の仮住まいを覚悟してもらって、その間に一生懸命探すのが良い営業マンです。
土地を買って注文建築を建てたいとか、中古を買ってリノベーションしたいとなると時間的に間に合いませんので仮住まい在りきでいてください。



そしてもう1つの方法が買い先行。次の物件を探して見つかってから、売却をするパターン。

この場合は基本的に購入物件の引渡しまでに売却を完了させる必要がありますので、売却を急ぐ必要があります。

購入した物件の売主が「売却決まるまで引渡し待ちますので」という事はほぼありませんので、3ヶ月とかそれ以内に売却を決めないといけない。


ここで気をつけないといけないのは、【買取り保証】。3ヶ月以内に売れなかったら●●●●万円で買取りますという条件での売却です。


査定して3,000万円だったとします。一般的には3,200万円台とかで売り出すのですが、このケースでは早く売る事が必要ですので3,080万円とか、「これは売れるでしょう」って価格で売り出さないといけません。
もし売れなければ3ヶ月後に2,500万円で買い取りとなってしまいます。



ここから不動産業界の闇でして…依頼した不動産会社がキチンと3,080万円で早く売れる様に動いてくれるのか?って問題。

不動産会社としては買取りの方が儲かるのでワザと売れない様にしていく闇があるんですよ。こういうやり方で大手さんでも買取りになっていった物件を過去多く見てきました。

これについては信用の話になりますので、お客様としては判断が難しいとは思いますが、大手さんも含めてこういう事をする不動産会社が多いって事を知識として知っているだけでも、事前にジャブを打てると思います。



という事で、住み替えの場合は【売り先行】で行くのが基本。

買い先行にならざるおえない時は、知識を伝えて緊張感をしっかりと持たせて、必ず売却活動をチェックしてください。
それでも売れない時の事も考えて、買取でも腹を括るイメージを持っていてくださいね。

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