「2023年03月」の記事一覧(12件)
カテゴリ:不動産の事(営業・接客など) / 投稿日付:2023/03/31 15:14
土地を検討されるお客様が多く、必然的に建物の内容や間取りの相談も増えています。
建物はお客様が選ばれた住宅会社になる事が多いのですが、それに対してのお客様側のアドバイザーの立ち位置になっています。
住宅会社の担当がものすごく良い営業だったとしても、不安になる事はあるだろうし、「コレが正解なんだろうか?」と感じる時もあるでしょう。そんな時に第3者としてアドバイスできる立場なので、ものすごく遣り甲斐のある業務。
ハウスメーカー時代の経験が生かせる仕事だと感じています。
あと最近は、非常にシンプルな間取りを好まれるお客様が増えてきた気もします。
凝った間取りではなくて、デザインを効かした間取りといった感じ。
気を付けないといけないのは、デザインが効くと高級な雰囲気になりますが、よーく建物を調べるとごく普通の性能・仕様で、価格だけが「結構するやん・・・」のパターン。
住宅専門でやっている会社では少な目ですが、建築条件付き土地など、不動産も絡めた販売をしている会社に多く見受けられます。
このあたりは専門知識がないと簡単に流されてしまうので、気を付けていただきたいところ。
不動産仲介だけやっててもねぇ・・・という時代。
住宅経験もまぜて、創造と改善を提供していきたいと考えています。
カテゴリ:不動産の事(営業・接客など) / 投稿日付:2023/03/28 16:05
最近他社の色んな営業マンと話をしていて、(まぁ詳しくは書けませんが)お客さんも大変だろうなぁと思いました。
だから不動産営業マンは嫌われるといいますか・・・汗
営業マンは営業マンの立場で意見を言いますが、まぁ話を聞くと基本的には営業マンの対応が悪い事がほとんど。
関係が出来ていないのが原因ですね。
不動産営業マンってこの3タイプに分かれると思うんです。
①お客様に興味がある、気にする
②物件に興味がある
③自分の成績(お金)に興味がある
③のタイプが圧倒的に多いのが不動産業界。基本自分なので、お客さんがどう思うかとか、ほとんど考えない。そりゃ人間関係なんか出来る訳がない。それどころかお客さんの責任にして、自分の対応の悪さなんか気付いていない。
①のタイプの人間が集まったら、お客様に対してだけでなくて、不動産会社間の取引もスムーズになって、良好な業界に早変わりするでしょう。
そうなったら、情報もオープンになり全てがうまくいく。
③タイプは旨みがなくなるから、この業界からいなくなるはず。イコール大手の不動産会社も大半は撤退していくでしょうね。
システムで変わらないなら、人で変わるしかない。
カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2023/03/24 09:23
セキスイ勤務時代の先輩から電話があり、「買える土地ない?」って聞かれました。
まぁ無いです・・・、売り出される土地が少ない上に、不動産会社があり得ない価格で買い取っていく現在。雑談していると、展示場に来店されるお客様自体も減っているようです。
でも土地を探されているお客様は結構多いんですよ。当社にも相談頂くことがよくあります。
その方は必ず建物を新築されるので需要がなくなっている訳ではない。
という事は考えられる理由は2つ。
①土地が少ないから、建物の相談までいかない
②予算(資金計画)が合わない
②の理由でハウスメーカーに相談しない人もかなり多いんじゃないかなと思います。
35坪の延床面積の建物建てたら、3,500万円くらいはするじゃないですか。土地3,500万円~4,000万円なら、なんだかんだ諸費用も入れて総額は8,000万円もする。
8,000万円の資金計画を組める人はそういないですからね(汗)。
各ハウスメーカーは建替え受注が減っている今、受注を増やすために土地を仕入れて建築条件付きで必然的に売れるようにしようとする方向に一部向かっています。
5区画以上の大規模分譲なら、資金力を生かしてハウスメーカーが頑張るのは意義があると思いますが、1区画・2区画の分譲なら土地を探しているお客様の邪魔をする形になって、逆に良くない・・・。
ともあれ、高額価格帯のハウスメーカーは
・高額帯のお客様をターゲットに絞って、戦略を変える
この方向しかないんではないでしょうか。
カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2023/03/20 17:23
最近土地購入のご相談が非常に増えていまして、まず最初はお客様のご要望をヒアリングしたり、雑談したりで、私なりにイメージを掴むようにしています。
以前からブログで書いているように、売り出されている土地情報が少ない理由もまず説明しています。
で、話をしていてよく言われるのが
「今までも色々と土地を見てきましたが、建築条件付きばかりで・・・」
「さらに結構強引に営業してくるので・・・」
という内容。
これに対しては
①不動産会社や建築会社が販売物件を確保するために、高値でも土地を買い取っている
②土地情報が少ないのをいい事に、強気な営業態度になっている
という事を細かく説明しています。
そして結構みなさんお気付きになり始めているのが【不動産会社が土地を買い取るから、自分達が純粋に土地を探すことが出来なくなっている】という事。
土地探しにおいて競合相手である不動産会社が、②のように強引な営業をかけてきている事に不満を感じているという事です。
これはものすごく良い流れだと思います。
土地さえ先に買い取ったら、建物も含めて契約できるという考えで仕事をしている会社に対して、「こっちはシビアに判断するよ」って事を示していくのはものすごく大事。
建築条件付けるなら土地価格は相場より低くなるのが通常だし、建物のコストパフォーマンスもしっかり判断していくのは当然という意識を持って、対応していきましょう。
このあたりのアドバイスをお客様側に立ってお伝えしていますので、お気軽にご相談ください。
カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2023/03/18 20:30
「建て売りの在庫が増えている」というニュースが出ていました。
簡単に書くと、要は完成した建て売り住宅が売れ残っているという事です。
記事では、価格上昇で消費者の購買意欲が低下しているためと書かれています。
現場の肌感としてもそうだとは思いますが、もっと突っ込んで書くと「上昇した価格に対して、建物のクオリティーが追いついていない」とも言えるかと考えています。
建物のクオリティーとは、建物性能だけではなく、土地に対しての配置計画や間取りの追求など提案の質の部分がおっきいんじゃないかな・・・。
過去のブログでも何回か書きましたが、駐車場取って、ハイ4LDKですみたいな簡単な建物が多いんですよね。
「この家はよく考えられているなぁ」という納得感をもっと提供しないと、そりゃそこまでお金を払う価値を感じられないと思うんです。
価格が上昇したからって理由だけだとそこで終わってしまいますが、不動産業界の提案力の乏しさも関係しているでしょう。
カテゴリ:日々のこと / 投稿日付:2023/03/14 20:38
明後日に土地の契約があるので、先程お客様宅で契約書・重要事項説明書の事前説明をしてきました。
事務所に戻ってきたら、色々なお客様からのメールやLINEがあって、主に物件の相談。
本当に有難い事だなぁとしみじみと感じております。
名の知れた大手の会社でもなく、会って話をする・ホームページをチェックしてくれる・ブログも読んでくれる、そんな中で個人の様な会社に依頼してもらえるといのは本当に有難い事なんだと。
立場的に時間的にも信用してくれているお客様に仕事を全振りしていけますので、気を緩めることなく、時間を使っていこうと思っています。
カテゴリ:ホームページ奮闘中 / 投稿日付:2023/03/13 20:24
最近はホームページの【会員登録】が増えていて、非常に嬉しい。
なぜ増えているのか?は分かりませんが・・・・・「詳しくホームページ(物件情報)を見てみよう」って感じてもらえるのは有難い事です。
で、会員登録する時に「メール配信を希望しますか」みたいなチェックがあるのですが、半分くらいの方がメール配信は不要で登録されます。
この配信は営業っぽくメールをする訳ではなく、週に1回だけ
・ブログみたい感じの1週間で感じた事
・検討OKです!という物件をピックアップして解説
・1週間の新着・価格変更の物件一覧
が書かれたメルマガを受け取るだけのメール配信の事。
結構読んで頂いているメルマガですので、ぜひ会員登録の時は【メール配信は希望】でお願いします。
営業行為は全くありませんので。
カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2023/03/12 15:40
建売や建築条件付き土地の時の建物価格をどう計算するのか?
これによって土地価格が変わってきますので、結構重要!
「最近は建築費用も上がってきて、建物坪単価70万円はしますから」とか「建物坪単価は75万円で計算します」という説明だけで済ましてしまおうとする営業マンも多いんですよ・・・。
①その建物坪単価は売主である不動産会社の利益が数百万円プラスされている事
②70万円もする建物性能や仕様になっていない事
この2点を考慮しないといけません。
①について、じゃあ建物原価(不動産会社の利益が乗る前の価格のこと)はいくら位か?どの建築会社に発注するかや性能の差にもよりますが、坪単価40万円台とみていいと思います。40万円か49万円かによって差が出ますが、大体ということで建物坪単価45万円としましょう。
②は上記の説明の通り、70万円以上もする仕様ではなくて、建築会社に直接依頼すれば坪単価45万円前後の建物という事になります。
こういった事を考慮してはさすがに45万円で計算するのは悪いので・・・私としては建物坪単価60万円くらいで計算する様にしています。
例えば、新築一戸建て・土地30坪・建物30坪で4,300万円で販売されていると
建物は30坪×60万円なので建物価格は1,800万円ほど。そうすると土地価格は2,500万円になります。
2,500万円÷30坪=土地坪単価は約83万円ですね。
これが相場なのかどうか?を判断していく。
建物仕様が良かったら?3階建てだったら?などで変化はしていきますが、ここは建築知識が必要。疑問などございましたらお気軽にご相談くださいね。
カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2023/03/07 11:03
不動産価格は日経平均株価と連動している
昔から言われている事でして、実際に連動しています。株価が変化すると不動産相場も遅れて動く感じですね。
とはいえここ1年くらいはあまり言われなくなった気がする。日経平均が2万円台後半で落ち着いているからかもしれませんが・・・それに伴って不動産相場も落ち着いている。
そういった経済的な事も考えて不動産を検討する事は大事だと思いますが、より重要なのは【不動産の2極化】と【相場をしっかりと確認する事】。この2点さえ出来れば、マクロ経済的な話は興味がある場合でいいんじゃないかと感じています。
不動産の2極化というのは、需要が多いエリアと少ないエリアがより鮮明になっていく事。
茨木市という括りだと大阪府北部なので良いエリアに分類されるでしょうが、茨木市の中でも2極化・3極化していくのでその予想は確認しておいた方がいいかと思います。
そもそもの人気エリアのほかに、駅距離・商業施設・ハザードマップなどを含めて判断になります。
相場をしっかりと確認する事というのは、例えば需要がありそうなエリアで探すとなっても、売り出されている物件の価格って結構バラバラなんですよ・・・相場よりかなり高い物件もあれば、検討OKの相場帯に入っている物件もある。
不動産査定的に言えば、値付けの根拠がよく分からない物件も多い。
どのエリアで探すとなっても、そのエリアの相場っていうのもを確認してもらいたいんですね。
現在の相場っていうのを理解して、納得の購入をする事が一番大事ですので、お客様との打合せにおいてココは絶対にマストで説明しています。
カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2023/03/05 18:53
最近、建築条件付き土地に対してのブログが多い気が自分でもしています・・・まぁ思う事があるので仕方ない。少しでも土地を探されているお客様の知識として発信できればそれでOK。
という事で書いていきます。
建築条件付き土地の売主である不動産会社がお客さんにこんな事を言ってました。
「このへんはなかなか土地が出てこないんですよ!だから、この土地は珍しくて・・・・・」
このニュアンスの説明があったら間一髪こう突っ込みましょう。
「自分らの会社がすぐに買い取るからやんけっ」
何度もブログで書いていますが、大きな土地を買い取って数区画に割って売るならいいんですよ。大きな土地って普通は売れにくいので、不動産会社(住宅会社)が買い取るのはある意味使命。
他には、なかなか売れない土地を買い取るのも、もちろんOK。その場合は相場より安く買ってもそれは当たり前だと思います。だって売れないから価格を下げるのは、売主さんにとっても仕方はない。
ただ物件数が少ない現在、普通の20坪や30坪くらいの土地を相場で買っていくようなやり方は感心できない。解体更地にして建築条件を付けて販売する。もう転売と変わらんやん・・・という話ですよね。
それなのに「このへんは土地が出てこないんですよ」って説明って、実は辻褄が合ってないんです。
こういった仕組みは理解されていた方が、営業マンの説明がおかしくないか?のチェックにも使えるので有効かと思います。
建築条件付き土地はこれからもどんどん売り出されると思います。現在の土地の成約の半分以上が不動産会社による買取りと違うかなというイメージ。
結論とすれば、確かに人気のエリアなら売出される土地は少ないと思いますが、だからといって土地価格や建物の確認をしっかりせずに決めると勿体ないですよ。
・土地価格は(建築条件付きとして)相場なのか?
・建物の仕様や性能は大丈夫?
・間取りなどの打合せは満足するレベルでやってくれるのか?
しっかりと高いレベルを求めていきましょう。