カテゴリ:住宅・建築(リフォーム・新築の事) / 投稿日付:2023/01/20 19:19
ハウスメーカーの営業マンから「この土地はどうですか?」って質問を受ける事も度々あります。これってお客様の事を考えている良い営業マンなんですね。相場やそのエリアの事を知らないから、実際どうなのかを教えて欲しい=紹介する土地に責任を持ちたいって事。
ハウスメーカー経験者なのでよく分かるのですが、要望が合いそうとか資金計画が合いそうって理由だけで、土地を紹介する営業が結構多いんです。相場よりかなり高い土地だったとしても・・・。
これってリフォームやリノベーションでも同じ事が言えて、例えば中古マンションを買って好きなリノベーションがしたいってお客様がいたとしたら、「エリア・大きさ・予算」が合いそうってだけでガンガン紹介するリフォーム会社も多いみたいです。その物件が相場よりかなり高いとかはあまり考慮しないんでしょうね(汗)。
まぁ現実問題、これは正解がない部分も正直あるかもしれない(私は反対派です)。
将来売る気はない・資産価値は関係ない・理想のリノベーションをするのが第一
というお客様がいたら、いくら相場よりかなり高くても、購入する事で目的を達成できる事にはなる。でも、それは不動産会社(リフォーム会社)がラクをしてるのも含まれているんじゃないかと。
お客様目線ではなく、会社目線から考えたらどーなんだろうか?
リフォーム会社ならリフォームする事が目的だから、問題はないかな。
じゃあ不動産会社なら?物件を紹介して・リノベーションも一緒に提案する形の不動産会社も多いけれど、物件の仲介もする立場なら【盛り上がりだけで仕事をこなすのはプロじゃない】と考えています。
理想の住まいを造るのが目的でも「高くても全然いいよ」って人はほとんどいない訳で、物件とリノベの両方に対して正解を狙っていかないといけない。
その分難易度は上がりますが、一緒に頑張っていきましょう。