カテゴリ:不動産の事(営業・接客など) / 投稿日付:2022/08/20 14:06
不動産ニュースから。
新築着工戸数がずっと減少しているのはかなり前から言われていますが、今年は戦争やコロナ過などの影響もあり、年間80万戸前後になる見込み。以前は100万戸以上の戸数でしたので、割合とすればかなりの減少ですね(諸外国と比べると日本は元々多いんですけど・・・)。
これからは人口減少や暮らし方の変化も顕著になり、20年後には今の半分くらいになるのではないかと言われています。
一方、中古住宅(既存住宅)はどうか?
こちらは取引量は増加していっています。ニュースでは、住宅を購入した人のうち中古住宅を購入した人の割合は、約30年前(1990年代)は13%。それが2018年には22%と倍近くに上昇したとあります。以前は10人いたら1人の中古住宅購入が2人になったと。
まだまだ新築(マンション・一戸建て)を買う人が多い現状ではありますが、私としては中古住宅の流通量が増えるのは良い事だと考えています。
リノベーションやリフォームの普及とホームインスペクション(建物診断)の認知が広がってきているのが中古住宅が増えてくる要因だと思いますが、不動産担当としてはこれからもっと専門性が必要になってくるという事。
・建築知識を持つ
・建物の状態を把握できる
・建築提案ができる
こういった事は、不動産営業として当たり前のスキルになるのは間違いないと思いますね。