カテゴリ:不動産の事(営業・接客など) / 投稿日付:2022/09/13 16:59
AIの進歩が進んできて、本当に数年後には目に見える形でAIが導入されている世の中になってくるんでしょう。不動産仲介でAIによるシステムがメインになったらどうなるか?
これからの不動産仲介会社としての取り組みはココに見えてくる。
考えられる未来を箇条書きに書くと
・不動産の売出し情報や成約情報は誰もが閲覧できるデータになる
・法務局や市役所のデータと不動産システムが紐付けされる
・売却希望の人は住所を入力すれば、自動で価格査定。法務局や市役所データとも連動されているので、法律関係も確認OK。
・自動で売却情報に登録
・購入検討者は、同じデータベースに希望条件を入れていれば、自動でマッチング
・見学希望とかも売主・買主で調整
・交渉ごとなどもネットで可能
・契約書、重要事項説明書などの書類もAIが作成
・もしかしたら、写真や動画を入れれば、AIが建物診断も可能かも
さっとこんな感じで、いくらでも思い付く。
建物診断だけは、専門の建築士による現地チェックが必要かもしれませんが、結果をデータ入力すればいいだけですので問題はなし。
じゃあ我々不動産仲介会社の存在意義は何になるのか?って話ですが
【そういった資料を見ても分からない】
【専門家である、そして信用できる人にアドバイスが欲しい】
っていう需要に適合する事だと思う。
意見を聞かなくても決断できる人は不動産会社を入れずに契約してもいいし。
アドバイスやチェックをして欲しい人や(この分野もAIになるでしょうけど)リノベーションするので、間取り作成などもチェックして欲しいって人に不動産会社が入る時代。
結論としては、現在の様な不動産営業は必要がなくなるでしょう。そうではなくお客様の要望をくみ取ってアドバイスする&信用できる不動産会社だけが残っていくと思うんです。
てか、AI関係なく現在でもそうあるべきなんですけどね(汗)。