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【面積と坪単価の関係を書いてみます】
カテゴリ:不動産の事  / 投稿日付:2022/06/06 17:37


土地の坪単価の話でも。

よく物件を探していると「このエリアは土地坪単価が@100万円くらいはしますから」って言われる時もあるかと思います。「あ~そうなんや」って話は終わりそうになりますが


いや、ちょっと待ってください!


その土地坪単価っていうのは、土地面積がどれくらいの大きさの場合の相場ですか?っていうのをキチンと営業マンは説明しないといけません。



土地面積と坪単価って関係していまして、よく「坪単価@●●万円」って言うのは需要が多い30坪前後の大きさの土地を指すことが多いんですね。
で、土地面積が大きくなれば坪単価は下がっていきます。逆に小さくなれば多少上がっていく



具体的に書くと、当社周辺エリア(並木町・玉瀬町・水尾・大池のメインエリア)だと
土地面積30坪くらいだったら、坪単価@100万円~場所によっちゃ@110万円くらいはしています。
同じエリアで土地面積が60坪になると、坪単価は今なら@80万円台かな。
逆に25坪くらいなら110万円くらいになるかな(土地は小さ過ぎると価値は落ちます。15坪だと4LDKが欲しいとかの要望が難しく、建てられる需要の多い面積が不可能になるため)。



ですので、「このあたりは坪100万円はしますから」って言うだけで、土地面積ごとの相場、そして具体的な事例を教えてくれない営業マンはちょっと警戒した方がいいかも・・・・・。



「このエリアは土地面積が30坪なら坪単価の相場は@100万円強で、60坪くらいなら@85万円くらい。この土地は45坪ありますので、相場的には@95万円弱は妥当だと思います」

「このエリアは土地面積30坪くらいで相場は坪単価@100万円強です。この土地は45坪ですので、この価格だと坪単価@105万円になる計算。まだ高いと判断します。」

こういった説明をするのが、不動産担当としては正解じゃないでしょうか。



もっと書くと、「計算すると坪単価が@105万円になりますが、このエリアの物件の少なさや土地の状態の良さ、そしてお客様の要望にバッチリ合うので、検討する価値はあると判断します」っていうのもアリだと思います。



事例・相場・市場状況・お客様の要望をトータルで判断して、自分の考えを伝える。あとはお客様が判断する。これが本来の不動産仲介の在り方だと考えています。

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