カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2023/01/14 15:34
住宅ニュースで、ハウスメーカー系の会社の決算発表がいくつかありました。
売り上げが伸びているという記事も見受けられます。その内容で2つポイントがあって、
①建物価格が上がっているので、受注棟数は同じ(もしくは減少しても)売上増という事。
②分譲事業が大幅にUPしている事。
②に関しては、茨木市で不動産仲介をやっていても実感できます。
去年から私の古巣セキスイハイムから「買えそうな土地ない?」「相場を教えて」っていう相談が増えているし、大手ハウスメーカー各社も土地の仕入れに力を入れています。
まぁハウスメーカー側の本音とすれば【建替えなどの純粋な受注だけじゃ限界があるから、土地を買って建築条件付き(建売)にした方が受注数が伸びる】という事だと思います。
土地販売にすれば、あんまり競合もせず、さらに打合せも短くなるから現場としたら効率がいいでしょう。大手ハウスメーカーでもこんな感じだから、地場の不動産会社はもっと熾烈だったりする・・・。
ますますお客様が普通に土地を購入しにくくなっているのが、ここ数年の流れです。
大手の不動産会社も、売却を依頼があったら、すぐに買取り情報として流すという話も聞きますしね。
こういった状況でお客様に建築条件とかない土地情報(一般の方が売主の土地)をお届けするためには、コツコツとチラシを配布したり、ご紹介活動をしていくしかない。
本当にお客様の方を向いた不動産会社であり続けていきます。