カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2023/04/19 18:27
本日は不動産会社による買取の話。
意味のある買取と意味の無い買取、この2つがあると私は考えています。
意味のある買取とは?
・売主さんが早く現金化したい
・なかなか売れない
・見学とかして欲しくない
など事情がある場合。そうなると当然ですが買取になる価格も安くなります。
これは事情があるから仕方ない。安くなったとしても売主さんは目的が達成できるし、不動産会社としても,安く仕入れて相場で売る事が出来ます。
意味の無い買取
現在これが「かなり問題だな」と。
買取・販売ばかりやっている不動産会社は、買わないと売る商品がない。こういった買取業者が非常に多くなっているんですね。住宅会社でも一緒。土地を買ったら、建築条件付きにしたり建売にしたりで儲かるから。
物件が少ないからこういった会社が高値で買い取るんですよ。一般の人が普通に買えてたはずの物件を先に押さえて邪魔をしている。
私はこれをただの転売と見ています。
安い商品を努力して探して、それを利益乗せて売る。これは商売。
でも(不動産って唯一の物なので)それを高値でも何でも買うっていうのは、買い占めと同じだろうと。
在庫がない(物件が少ない)から高く売っても大丈夫!みたいな商売は行儀が悪いなぁと感じます。
ですので、皆さん物件を探していると建築条件付き土地だったり・同じ会社が多くの土地を販売してたりすると思いますが、そういう物件は基本的に疑った方がいいでしょう。
聞いても本当の事は教えてくれないでしょうから、悩みがあればお気軽にご相談ください。