カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2021/02/18 13:07
ブログやツイッターもしているので不動産業界関係のSNSもよく見るのですが、まだまだイケイケの不動産業者も多いなぁって思うツイートなどを見かけます。
ちょくちょく感じるのは【売出し(物件)情報だけ価値がある】と思っている営業マンが多い事。仲介手数料=物件情報・紹介って考えているんだと思います。
私はアメリカの不動産会社のホームページも見たりして勉強するんですけど(アメリカは不動産情報が非常にオープンになっています、日本の比じゃない)、ホームページに掲載されている物件情報やデータがめちゃくちゃ多いんですね。
日本では不動産会社しか見る事ができないレインズのようなシステムが一般公開されているので、個人でも多くの物件内容を確認していく事が可能です。
そんなアメリカでもお客様は営業マン(エージェントと言います)に依頼して仲介してもらうんです。情報が多くても、専門的な分野ですので物件をプロの目でしっかりと検証する・交渉ごとなど、本当にお客様側に立ったアドバイザーに基本徹していると思います。
個人と不動産会社の持つ情報に格差がなくなると、物件情報の提供や案内・書類作成よりも、それ以外のアドバイスや交渉ごとなどのサービス提供に注力されると思うんですね。
「情報に価値がある」ってだけ考えている不動産会社は難しい時代になってくると思います。不動産情報がすべてオープンになったら、情報提供に価値がなくなるし、買取とかもしにくくなるでしょう。そうなったら、どうしていくんでしょうね・・・。
お客様が物件情報やデータをすべて見る事ができたとしても「アイ・ウィズ不動産はどう判断するんだろう」って相談して頂ける仲介を目指しています。