カテゴリ:住宅・建築(リフォーム・新築の事) / 投稿日付:2022/11/15 11:42
一般的には南向きの土地の方が価値が高いとなっています。
という事は、価格も高いという事。
広い土地だったら、向き関係なく、南側にある程度広い空間を確保できるので日当たりは問題になりませんが、土地が20坪台とか30坪になると気になりますよね。
北側道路の土地をどう考えていくのか?書いてみます。
まず私は住宅設計も行っているので、その立場として言いますと、【北側道路は全然好き】。
じゃあ、最初に気になるのは、土地の間口ですね。
(ホワイトボードの手書きですいません・・・)
ⒶとⒷなら、Ⓐの方が間取りは圧倒的に考えやすい。
では、建物と駐車スペースを案として配置してみると
南側にピッタリと隣地建物が建っているとして、Ⓐの方が、南側に空間(庭)を確保できる可能性が高くなります。南側建物との距離を取れると言ってもいいかな。
間取りの考えやすさ=1階の明るさを確保できる間取りを考えやすい。
Ⓑ土地でも、2階をリビングの上を吹き抜けにして上の方から光を取り入れる間取りも可能ですが、庭を取るのは難しいケースが多くなります(2階の部屋数確保も難しくなる)。
不動産的には、土地の間口が広いと査定プラスになりがちだけど、いざ間取りを検討していくと悩む事が増えるのが、間口は広いけれど奥行きが少ない土地。
多くの不動産会社って参考プランを用意するだけで、個々のお客様の要望やより良いアドバイスをしてくれないので、間口と奥行きのバランスは土地探しにおいて非常に重要になります。