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【住宅会社のアフターメンテと保証について】
カテゴリ:住宅・建築(リフォーム・新築の事)  / 投稿日付:2024/05/21 15:20


お客様と話をしていて「そういえば今はどうなってるんやろ?」って再確認した事。

【大手ハウスメーカーのアフターメンテナンス制度(定期点検)と保証期間】


各メーカーによって微妙な差はありますが、大きく説明すると
「定期点検は最長60年間」
「保証は30年間」
となっているケースが多いですね。


定期点検は基本的に30年間は無償点検、それ以降60年目までは無償なのかと有償になるのかは会社によって違っている


保証の30年間にしても、10年目・20年目などの定期点検時に、必要な部分はキチンと補修工事を行っている事が前提になります。*補修工事は有償・無償で会社によって違いがあります。



私がセキスイにいてた時と大きく変化はないかな。

当時最長60年間の定期点検を始めた時は長過ぎてイメージ出来なかったが(汗)、たしか10年目以降の定期点検時に有償で補修工事を行っている事が条件でしたので、正直微妙な反応でした・・・


なんにせよ、お金を払えば最大で60年間の保証が付くのでメリットにはなりますね。



一方、他の一般的な住宅会社は10年間定期点検とか無かったり、保証の延長もありません。このあたりの差をどう判断するのか?もお客様によって変わってくるでしょう。



ハウスメーカーと工務店等の住宅会社の両方を知っている私からすると、どうしてもトータルコストも考えてしまう。

●ハウスメーカーで建てると建物費用で4,000万円
●性能値が高い家を一般の住宅会社で建てたら2,500万円

この差の1,500万円をどう考えるか?ですね



仮に一般の住宅会社で、(ここまで必要ないと思いますが)15年目と30年目に外壁・防水・屋根の補修メンテナンス工事を完全に行ったとして2回で300万円かかりました。それでも価格差が大きいんですね。



私なら建築関係の知識はあるし知り合いの各業者も知っているので、建てた会社で補修工事しなくてもリフォーム会社に依頼してもいいやって考える方なので、60年目まで保証期間が延長できたとしても、30年目以降の補修は有償工事になるならそれ程メリットを感じない。



賛否両論あるかと思いますが、どう考えるかはお客様それぞれになりますね。
トータルコストのみで考えたらいけないのかもしれないけれど・・・。


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