カテゴリ:不動産の事(営業・接客など) / 投稿日付:2022/11/06 18:17
お客様から相談を受ける時に、当社で仲介できる物件かどうかの確認もされる事が結構多いです。「アイ・ウィズ不動産が入ってくれると安心できるから」って理由で聞いてもらえるので、非常に非常に有難い話。
でも、「この物件は売主の直販売です」とか「情報を出していないので、ウチでは仲介できないです」って物件の時は「じゃあ、やめておきます」という返事になるケースが多いんですね。
嬉しい反面、こんなに不動産会社を警戒している人が多いんだなあと・・・。
だまされるんじゃないか、キチンと対応してくれないんじゃないか
という考えが前提にあるんですね。(たしかにそう考えてしまうのも分かります)
以前建築条件付き土地の取引をした時(私は買主様側の仲介会社)、自由設計と宣伝しておきながら
①全く間取りの打合せをする気なし。
②要望ヒアリングなどは委託している設計会社に丸投げ。
③設計会社も設計料など安くさせられているし、売主に早く打合せを終わらせるように言われているらしく全く提案なし。
ダメだこりゃと思って、私の方で間取りの打合せやショールーム同行を何回も行って進めていきました。
そうしたら売主からなんて連絡きたと思います?「まだ間取りも決まってないの?もっと急いでやってくれな困るんやっ!」って・・・・・。
「いやそんなすぐに決まるわけないでしょ」って答えたら、「こんなん初めてや!いつも1週間や2週間で間取りなんか決まってる!」だって(汗)
なーんにもしてないのによく言うわという呆れ半分、こんな会社が住宅の販売なんかしたらアカンよなって怒りもあり、よりジックリと間取りや仕様の打合せをしてあげました(笑)。
住宅を建てる会社は、一定のルールといいますか、考え方や接客対応も含めての免許があればいいんですけどね。
車を買いに行くときに、担当者にはそんな警戒心がないわけで
オーダー品を作りに行くときに不安はあっても警戒心なんてないわけで
いつになったら、この不動産業界は相談=打合せ=安心感の状態になるんだろうか。
住宅建築の戸数規制・レインズのOPEN化が達成されないとなかなか難しいだろうなぁって感じる、この頃です。