ホーム  >  茨木市【不動産・住宅の舞台裏】ブログ  >  不動産の事  >  【中古一戸建ての判断って?】

【中古一戸建ての判断って?】
カテゴリ:不動産の事  / 投稿日付:2021/05/23 09:44


中古一戸建ての価格について。



マンションの場合は新築と中古の価格差が茨木市の場合はある程度差が出ているのでまだ判断しやすいですけど、一戸建ての場合は分かりにくい時がありますよね。

厳密に査定していくとハッキリしますけど、不動産って立地・雰囲気など全く同じ物はないのでボヤけてしまうんじゃないでしょうか。



築10年以内とかならね、計算はしやすい。それが築15年とか20年くらいになると、どう判断するの?ってケース。フル・リフォーム工事も視野に入ってくるので総額で判断しないといけないんです。そして構造や建物状況も非常に重要になってくるので、この判断はお客様には難しくなってきます。



たとえば同じエリアで新築と中古の価格差が1,000万円あった時。築年数からみるとリフォーム費用に400~500万円はかかるかもしれない。そうなれば価格差は500万円くらいになってきます。「それやったら新築の方がいいかな・・・」って判断をした方も多かったと思います。



でも、ここで考えないといけないのは、建物の差(土地の条件は今回除く)。

・新築の構造・性能は?いわゆる価値ですね、一律でみない事。
・中古の売出し価格はそもそも妥当なのか?
・中古物件の建物の状態とリフォーム後の資産価値

こういった内容を確認して比較していく必要があります。



ここは不動産営業マンの力の見せ所なんですけど、「こんな感じですよ」とか「なかなか出ないので早くしないと先越されます!」みたいな、説明になっていない営業マンが多いんです。



対策としては(不動産は個別判断になりますので)不動産担当の意見・判断を聞いて、自身のフィーリングも大切にしながら考えるしかない。だから担当との信頼関係が非常に重要になります。

営業ではなく、アドバイザーに徹する担当と出会う事が一番大切。そうするとなかなか物件が決まらないという状態になる確率は上がりますが、大切な住まいですのである程度は覚悟が必要になってきます。



ノリで営業されて、それで終わりっていうのは何か違うんじゃないかと思いますね。まぁ決まってからも、リフォームやリノベーションで住まいの完成形に向けてしっかりと提案してくれるんならまだいいですが・・・。

ページの上部へ