カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2021/07/10 16:16
衝撃・・・詳しくは書けないけど、土地坪単価が200万円超えの物件が出てき始めました。不動産会社が売主になっている新築一戸建てです。
念の為書いておくと、実際の相場がそこまで上がってる訳ではなくて、値付けに問題があるだけですけどね。その価格帯で売り出そうと決断した経緯が気になる(汗)。
こういう事例をみると、「相場を上げているのは不動産業者自身」というのが分かります。新築マンションで営業マンがお客様への説明で「今は不動産価格が上がってますから、このマンションは相場ですよ」とか「これから販売される物件はもっと高くなりますよ」って言ってますが、価格上げてるの自分らやんっ!って話。
マンションに限らず、不動産会社や投資家が仕入れたいから(販売する物件や転売で利益を得たいから)価格が上がる訳で、一般の方が居住用で買う分にはここまで相場は上がりませんからね。
しかし、いくら立地がよくても(冒頭の200万円超えの土地は駅には近いけど、そこまで良い場所とは思いません・・・)、価格に対しての見極めはもっとシビアに判断していかないといけませんね。
これから不動産価格がどう変化してゆくのか予想はしにくいけど、間違いなく200万円超えは現状では高過ぎ。「こんなもんですよ」ってススめる営業マンはお客さんの事を考えてないですね。
【立地・予算・価格・間取り・雰囲気】など、お客さんにとってどれがベストなのか?物件数がそれほど多くない中、助言するのは難しくなりますが、不動産仲介に求められる能力です。