カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2023/02/11 13:12
一戸建てのリフォーム済み物件をお客様に見てもらいたいなぁと思い、茨木市の物件情報を全部チェックしてみたんです。「リフォームしたらこんな感じになります」というイメージを持ってもらいたいというのが理由。
当社でリフォーム工事が完成している現場が現在なくて・・・
で、チェックしてたら全然リフォーム済み物件がないんですよ(汗)
去年くらいまではいくつかあったんですけど、改めてチェックすると非常に少ない。特に2階建てなんかは2・3物件あるだけという状況です。
この状況を不動産業者目線で考えると、一戸建ての買取があまりなされていないという事。
リフォーム済み物件というのは、不動産会社が物件を買い取り、リフォーム工事をして再販売しているんですね。
その最初の段階でそもそも中古一戸建ての売出しが少ない→あったとしても高めの価格設定なので、リフォーム&再販売すると相場に合わない(利益が出ない)→買い取れないという感じだと思います。
だから先日ブログで書いたように、比較的買いやすい1,000万円台の築古いマンションが買取のターゲットになっているんでしょう。
逆に考えると、一般の購入者さんにとってはある意味チャンス。
高い価格設定といっても買取前提の話である事が多いので、中古一戸建てが市場に物件が出てくる確率は上がります。その中で、立地・状態と価格のバランスをみて、しっかり判断していく事が大切。そうすれば結構楽しい不動産市場になってくれるかもしれない。
リフォーム済み物件ばかりじゃ楽しくないでしょ。本当に良さげな物件は一般の売主様から売りに出される事が多いんですよね。