カテゴリ:売却について / 投稿日付:2024/05/24 16:08
最近不動産業界で流行ってるチャレンジ価格。
*皮肉をこめて業界で流行ってると書いてます。
相場が4,000万円のところを4,700万円とかで最初売りに出して、「しばらく売れなかったら相場帯に下げていきましょう」っていう方法みたい。
4,700万円で売れないですよ・・・
それは売却を預かった不動産担当も分かってるでしょう(汗)
買主様も本気で探してますから、「この価格って高くない?」って気付いてます。
不動産会社がチャレンジ価格を提案してきてるのに、買主様から見たら「欲張りな売主さん」と捉えられる危険性があります。
そういった物件は大幅な価格変更をしていき、結局は相場帯で成約になってるのが実情。
売却を意地でも依頼されたい不動産会社の(空虚な)チャレンジ価格の提案合戦に、売主様が巻き込まれているのが、最近の不動産売却です。
もっと突っ込んで書くと、同じチャレンジ価格でも、4,280万円とかで最初に売り出しておけば、4,280万円で決まる可能性が上がります。
買主様もよく見てられるので、相場帯であれば早く・価格交渉も無しに決めないといけないという心理になりますから。
それを4,700万円みたいにムチャな価格設定にしてしまう事で、価格を下げて、さらに価格交渉が入り、結局4,000万円位で売れましたという流れになってきます。
コレ、「売れたから有難う」って言ってる場合ではない。
不動産会社としては売却を預かれたらもうそれで半分以上はOK。あとはいくらで売れようが構いませんみたいな対応ですね。
最近結構こういった物件が多いので、本当に気をつけてください。