カテゴリ:不動産の事(営業・接客など) / 投稿日付:2025/09/27 11:21
住宅にかかわってからちょうど30年が経とうとしていますが、ちょっと「怖いなぁ」と思うことがありまして……
住宅や建築知識のない人間が中古一戸建てを取り扱うじゃないですか、不動産業界って。
「契約不適合責任が免責なんで、あくまで現状有姿のまま。何か不具合があっても責任は負えませんと逃げられるし」と考えている営業マンがほとんどです。
たしかにそーなんです。一般の売主様にとったら契約不適合責任免責じゃないと怖くて売れないし、仲介する不動産会社としても責任はなくなります。
でも建物も取り扱う仕事をしてるなら、お客様が購入してリフォームしたりとある程度は安心して住める様にチェックして、気にかけるべきなんじゃないかなって思います。
若手の営業マンでは難しいとは思いますが、10年以上経験があって全く建物の事を分かっていない営業マンも多く見ます。
畑違いと言えばそれまでですが、10年もあれば建物について勉強する機会はかなりあったはず……それをしていないというのは、基本的に【建物に興味がない】と思われても仕方ないでしょう。
不動産取引的な(契約書や重要事項説明書の内容など)経験だけではなく、お客様がそこに住むという実需的な知識も、不動産営業はマストだと思うんです。







