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「不動産の事」の記事一覧(200件)

【●●●の物件が多すぎて・・・】
カテゴリ:不動産の事  / 投稿日付:2023/10/02 17:01


あまり詳しく書けないような内容ですが

最近特に南茨木駅周辺の昭和建築のマンションでリフォーム済みの物件が多い。
新着・価格変更ともに多いんですけれど・・・・・多すぎて。正直ホームページで発信もためらう程(汗)



新着物件は2,000万円台後半で高めの価格設定がほとんどで、「売出し当初だから、もしかしたら反響あるかも」みたいなチャレンジ価格になってるんですね。プロがチャレンジせんといてよって思うのですが。

それに伴って、やっぱり売れず価格を下げていってるのが価格変更の物件。


ある意味、相場というのをよく分かっているという捉え方もできますが、このあたりの物件はよく比較検討する事をおススメします。



もっと書きますと、2,000万円台後半のリフォーム済みを提案してくる不動産営業マンは要注意。

見た目がキレイだからといって簡単に判断してしまうと、数百万円の損をしてしまう事になりますので、本当にご注意くださいね。

【平屋を考えてみる】
カテゴリ:不動産の事  / 投稿日付:2023/08/25 16:43


「家の理想は平家」とよく聞きます。

確かに縦(上下)の移動がないのは気持ちがいい。

ただファミリータイプの間取りで平家の家に住もうと思うと、土地は50坪以上は欲しい。

茨木市で50坪以上の土地となると、需要のあるエリアなら土地だけで5,000万円かそれ以上はします…なかなか現実的な選択肢ではない(汗)。



で話はちょっと変わるんですけど、不動産的に平家の物件を考えるとどう?って話。平家の家を売却しようとするとどういった事に注意しないといけないかという観点ですね。



結論から書くと、もう間取り次第

4LDKあればベストですが、なければせめてリビングダイニングがゆったりした3LDKは欲しいですね。

2LDKとか狭いリビングダイニングとかは、やはり売れにくい…。

買いやすい価格帯なら全然いいんですが、先程書いた様に広い土地なら価格帯も高額になるでしょ(汗)。5,000万円以上出して、2LDK等の広くない間取りだったら、検討も出来なくなるという感じです。


よくご年配の方が家が古くなって建て替えする時に、「子供ももういないし、平家でそんなに広くなくていい」って事があるんです。

もし10年や15年後に売却するとなったら、結構厳しい状況になります。

まだ建物価値はあるのでそこそこの査定価格になるし・・・そして間取りが合わないので売れにくい。



遠くない将来に売却の事を考えれば(資産価値)、必要なくても2階建てで4LDK位はあった方が流動しやすい資産として残りますね

【建替えか?リフォームか?】
カテゴリ:不動産の事  / 投稿日付:2023/07/27 19:19


リフォームか?建替えか?

現在住んでいる家だけじゃなく、購入しようとしている築年数がある程度経過している中古一戸建てを判断する時に悩むと思います

その判断を分かりやすく書くと【建てられた年によって変わってきます】



では詳しく解説していきますね。

●1981年5月以前の確認申請の建物建替え

これは旧耐震基準といって、今の建築基準法が大幅に変わる前の建物。基本性能から根本的にリフォームするとなるとなかなか難しいし、費用面から考えても建替えした方がいいでしょう。

 

●2000年以降リフォーム

建築基準法は2,000年にも変更になっている部分があります。ですので、2,000年以降は基本的に現在の基準の建物。リフォームが第一の選択肢になります。


●1981年〜2000年個別判断

この年代の建物が一番難しいかと思います。経験上は、リフォーム(リノベーション)で対応できる事が多いのですが、結論から言うと【個別で建物の調査をしてください】

しっかりと建っている家もあれば、結構古くなってリフォームだけではなく、メンテナンスにも多額の費用がかかってしまうケースがあります。もちろんそれでもOKですが、1,500万円前後かかってしまうなら建替えという選択も考慮にいれた方がいいでしょう。


ただ1つ条件があって、それは建物の大きさがあまり変わらない時。建物が40坪あって、リノベーションに1,500万円かかる。じゃあ建替えといっても30坪で1,500万円かかったら、住むという面ではメリットが少なくなる可能性がありますからね。



という事で、判断については建てられた年代というのがまず大事。それからは個別で信頼できる人に確認してもらうのがいいと思います。

【物件が見つかるタイミング】
カテゴリ:不動産の事  / 投稿日付:2023/07/26 13:55


新築一戸建てを探していて、なかなか良いなぁという物件が出てこない時に【物件が見つかるかもしれない】というタイミングについて。



経験上ですが、中古一戸建てに目を向けた時に訪れる事が多いですね。
それも築20年以上の中古一戸建てを検討した時。

*20年以上といっても限度があります。私的には旧耐震基準の建物は基本的に中古一戸建ての対象としては見ていません。1981年以降の新耐震基準以降の建物をチェックしています。建物の状態は現地確認してみないと分かりませんが。



で、何を気にしているかというと【建物の大きさ】。

やっぱ建物面積が大きいのは魅力なんですよね。
大は小を兼ねると言いますが、間取り変更リフォームやリノベーションの提案をする時も考えやすい。

あと新築では予算的に無理な広さの空間を手に入れる事が出来る。



築年数が古めでしたら建物査定があまりなされていない物件もあるので、そこらへんの物件価値判断は地域密着で仕事をしている不動産会社としたら腕の見せ所。というか、中古一戸建てをチェックする楽しさ。



建物の状態確認をした上でOKであれば、1,000万円位リノベーション工事をかけて、要望より広い家を手に入れてゆったりと生活するという選択肢もアリだと思いますよ。

【分割販売される土地について、ちょっと・・・】
カテゴリ:不動産の事  / 投稿日付:2023/07/23 10:09


60坪とかそれ以上の土地が売りに出ると、結構不動産会社や建築会社が購入申し込みを入れていますたぶん皆さんが想像する10倍以上の感じで・・・(汗)



この位大きくなると土地価格も高額価格帯になるので仕方ない部分もあるんですが、あまりにも高い金額で購入しようとしているのもどーかと思うんですね。



通常広い土地というのは坪単価が下がります

例えば土地面積30坪で坪単価が100万円くらい(土地価格3,000万円ですね)という相場のエリアだったら、土地面積60坪なら坪単価は80万円台になるという感じ(土地価格は5,000万円前後~5,300万円くらい)。

30坪の相場が100万円だからって60坪が6,000万円にはならないという訳です。



でも最近は60坪以上の広い土地でも坪単価100万円近くで普通に売りに出されていて、それを不動産会社や建築会社が仕入れようとしている状況・・・

多少は価格交渉しているでしょうが、古家の解体費用や購入の諸費用・土地の(若干でも)利益を考えると、2区画・3区画に割って分譲する場合には、30坪で坪単価110万円以上になります。



なんかその位の坪単価の差は【誤差】みたいな感じで、販売できる!という雰囲気が漂っている。

こういうのってよくないよね・・・



買いやすい様に土地を割って分譲するのは意味がありますが、それは広い土地を相場の坪単価80万円台で購入して、30坪を坪単価100万円くらいで売るケースだと思います。それなら価値がある。



先程の状態だと、不動産・建築会社が売るものが無いから、「高くても売り上げの為に買っておこう」みたいな要素が強くなり、結局しわ寄せが最後のエンドユーザーにいってるだけのような気がします

仲介する立場としては、こういった事も説明をして、キチンと理解してもらった上でお客様に判断してもらえる事が重要になってきます。

【最近書いてなかった建築条件付き土地】
カテゴリ:不動産の事  / 投稿日付:2023/07/17 21:28


購入のご相談がまだまだ多いです。

土地のご相談も結構ありますが、建築条件付きも多く、好きな建物を建てたいって人向けに「これがいいかなぁ」という土地は絞られます。


ブログを書き始めた10年位前は建築条件付き土地に付いて結構書いていましたが、最近は書いてないなぁ…という事で、再度書いてみます。



建築条件付き土地っていうのは、土地を買い取った不動産会社が再度販売する時に「当社で家を建ててくださいね」って条件がある土地の事。

よくある販売方法ですので当たり前の様に感じるますが、本来なら【土地を購入したお客様が、建てる家を指定されるのは法律に違反してるんですね。土地と建物は別々のものですので、それを指定するのは厳密にいうと独占禁止法に抵触するんです】。



ではそれが何故認められているのか?

簡単に書くと、不動産業界では昔から販売手法としてあったので慣習として認められているという感じ。

それをいいことに、土地情報が少ない市場の中で、不動産会社は土地を買い取って、建物の方の利益も確保しようって販売方法です。



「なかなか土地の売り出しが少ないですからね。当社は豊富に土地を持っていますよ!」ってトークもされていますが、よく分かっている人からすると「オタクの会社が買うから、自由に建てられる土地が少なくなってるんやろ!」って突っ込みたい話…



でね、まぁ認められているから仕方ないとしても、建築条件が付いた土地って相場より少し安くなるのが今までの通例なんですよ。

その土地が建築条件の無い土地と同じような価格だったら、競争力が無くなるでしょ。

だから相場より下げて(建物の方で利益を出せる様にして)販売してたんです・・・数年前までは。



それが売り出される土地が少なくなると、同時に不動産会社も買い取る土地も少なくなり、売上が上がらなくなる。不動産会社間の競争もあり、更に買い取れなくなる。

そうなるとどうなると思います?

買わないと販売する物件がないんだから、高く買う様になるんです。
それが現在の状況。



という事で、建築条件の無い土地と同じような価格設定になったり、それよりも高い価格設定の土地も売り出されています。

私ら不動産仲介会社はそこらへんの話もお客様に説明して、不利益を出さないように提案しないといけません。

土地が少ないからといって安易に建築条件付き土地な手を出すと、高い買い物になるケースが多いので、気をつけましょう。

【需要はある・でもちょっと高いかな・・・という物件】
カテゴリ:不動産の事  / 投稿日付:2023/07/16 10:46


新着で売りに出される、特にマンションの価格で「う〜ん、意味は分かるけど高過ぎちゃうかな」って微妙な物件がチラホラ見受けられます。

「相場帯だけど高め」というんじゃなく、「その上」を少しいってる感じ。



お客様によって希望エリアは違うので個々では判断しにくい部分とありますが、こういった物件の売れ行きは気になります。



「その上」を検討して判断するには色んな条件を確認しておく必要がある。

・現在の経済状況と将来予測
・立地の需要があり、価値が保たれそう
・その物件に特徴がある(眺望が良い・庭付きなど)



最後は、資金計画に無理がなく、お客様にとって合うかどうかの判断にはなりますが
色んな条件を考えて、納得して仲介できる物件である事を自問自答する担当でいていたいです。

【買い取られた土地の詳しい話~これがリアルです~】
カテゴリ:不動産の事  / 投稿日付:2023/07/08 08:24


アメブロの方では書きにくい内容なので、コッチのブログで。



何か月か前に、街を車で走っていたら、不動産会社の小さな看板を見つけたんですね。建物はかなり古いので、どうみても土地としての販売っぽい。

レインズ(不動産会社間の物件情報システム)に登録されていないし、「ちょっと聞いてみよ」と思ってその看板の不動産会社に電話(大阪市内の会社です)。

私:アイ・ウィズ不動産の橋本と申します。すいません、茨木市●●で看板見て、電話させてもらったんですけど。

相手:あ~今担当者がいないので、戻ってきたら電話させます。

そこから電話なんて一切ないんですが・・・



まぁね電話がないのはいいんですが、「ああ自分達だけで買主さん見つけようとしてんのかな」とか「買取の方に持っていこうとしてるんかな」って感じました。

普通に売ってくれると思って売却を依頼した売主さんは可哀そうやなぁって。



それから数か月、昨日その土地を通ると解体されて更地になり、別の不動産会社のノボリが(汗)。結局買取になったんやなと残念な気持ち。



ここからがこのブログのメインテーマで、「いくらで売りに出てるんやろ?」と思い、ネット検索。出ていましたね、売出し情報が。

土地は20坪そこそこで、新築2階建てで5,000万円以上高過ぎやろ・・・・・と。逆算したら、土地坪単価は130万円超えになります。


私がいつもブログで書いている主張と比較すると、まぁ私の査定では元々の古家付き土地は高めに考えても坪単価120万円前後。20坪強なので約2,600万円。

解体費用が150万円として、建物費用はよくある新築建売のような仕様で付帯工事も含んで1,500万円。ここまでの合計で4,250万円

不動産会社に買い取られ現在売り出されている情報と比べると、1,000万円程の差が出ます



元々の不動産会社が変なことせずに、普通に市場に流通させていたら、購入検討できたお客様が結構いたと思うんですよ。それが自分達の利益のみを考える不動産会社にいっちゃうと、せっかくの流通を阻害してしまう典型例になります。



買取がダメって訳じゃなく、出来るだけ住宅を検討している人達にスムーズに物件を流通させようって信念で仕事をしている不動産会社が多くなれば、もっと物件って動くようになるんです。

困っている人の味方になれるように頑張っていきます。

【私道の場合の土地面積に気をつけましょう!!】
カテゴリ:不動産の事  / 投稿日付:2023/07/07 08:38


前にもアメブロの方だったかな?書いたことがありますが、再度ご説明。

私道負担の土地面積表示について



私道というのは簡単に書くと「個人や団体等が所有している道路」の事。
私道負担というのは、色々なパターンがありますが、多いのは「土地の所有者がその土地が接している部分の道路を所有している」パターン。

図で書くとこんな感じ↓


登記上の土地面積は100㎡なんだけど、有効面積(建物が建てられる面積、建ぺい率・容積率の計算の元になる)は90㎡で、前面道路の半分10㎡を所有している。



でね、ネットで不動産会社が物件情報を掲載する時は【私道負担面積は除外する】のが原則。
上の図の場合なら、土地面積90㎡・他に私道負担10㎡と記載しなければなりません

100歩譲っても、土地面積100㎡・私道負担10㎡になります(これも知らなかったら土地100㎡と勘違いするからダメなんですが・・・)



ここからが本題んですが、危機管理として、私道負担を土地面積に含めて掲載する不動産会社は避けましょう。知っててなら物事を隠す不動産会社だし、知らなかったとかミスったなら根本的にもダメ。



コレ、知らない人が見て危ないのは

①土地の価格判断を間違う。

上図で土地価格が3,000万円だったとしましょう。本来は90㎡(27.22坪)なので土地坪単価は約110万円。それを100㎡と勘違いして計算すると30.25坪になり、土地坪単価が約99万円になっちゃう。
坪単価110万円と99万円。えらい違いでしょ(汗)。

安いやん!ってある意味だまされる可能性があるので気を付けましょう。


②建築可能な家の面積が変わる。

建ぺい率(1階の建築面積)60%の場所とすると、本来なら90㎡×60%=54㎡ですが、100㎡で計算すると60㎡になります。6㎡も差がでます。4帖分くらい建物の間取りが変わってくる・・・



私道負担の表示によって、結構判断がおかしくなるでしょ。

土地情報をチェックする時は、道路種別(公道か私道か)そして私道ならその面積表示はどうなっているか?を確認しておく事も重要です。

【物件の判断基準を見直してみる】
カテゴリ:不動産の事  / 投稿日付:2023/06/13 10:56


最近問合せやご相談が増えてきています。

こういった流れってお客様も無意識に感じているので、キチンと対応できるように原因を考えていきます。



昨日に土地の成約確認をしていましたが、3,000万円クラスの土地は特に売れていってる感じ

茨木市では駅距離が近いちょっと遠い関係なく、駅から歩ける範囲は坪単価はあまり関係なく売れていってる傾向があります。



駅徒歩20分圏内で土地面積20坪台後半~30坪前後にかけての土地は、少し見方(判断)を変えた方がいいかなと自分でも感じています

土地の状況・解体工事有無・道路の種別など、個々に判断する内容は変わりませんが、ある程度の坪単価(相場帯)の幅は持った中で「よく考えたらバランスは取れている」という物件を見極めていきます。*基本的には需要があるエリア内での話になります。



【相場と物件判断】の基準を私なりに見直してみます。

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