カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2025/05/21 15:23
たまに考え直すのは【将来茨木市の不動産市場はどうなるのか?】って事。
茨木市全体の相場としては、日本(いや世界かな)の経済状況によるのであまり深く考えても仕方ないけど、茨木市内におけるもっと狭いエリアによる需要大小はイメージしておいた方がいいかなって。
とはいえ茨木市全体としては、大阪府にあって、その中でも需要の高い北摂(北大阪)地域にあります。
これだけでも全国的には「世の中の経済状態など色々あったとしても市町村としては大丈夫な方じゃない」と言えると思う。
もし茨木市が不動産価値的にダメとなるなら、他もほとんどダメになってるでしょってイメージ。
次に茨木市内で考えるとどうなっていきそうか?
間違いなく駅近エリアは大丈夫でしょう。不動産的な駅力の順番で言えば、阪急茨木市駅・JR茨木駅→阪急南茨木駅→阪急総持寺駅・JR総持寺駅になりますが(モノレール線は省きます)、どこも駅近は大丈夫かなって思っています。
ただ・・・高い。それが相場っちゃ相場なんだけど、なかなか簡単に買える価格帯ではなくなってきています。新築マンションなんか「ちょっと高過ぎて勿体無くない?」って感じるレベルになってますからね。
普通に3LDK・70㎡台で7,000万円とか8,000万円レベル。
不動産価値として言うと、仮に新築マンション購入して、2年後に売却しないといけないとなったら、7,000万円で売れるかといえば・・・なかなか売れないという状況です。
これは売れないと言うことではなく、新築時に引っ張られる価格設定をすると売れにくくなるという話。
新築マンションについてはこれから価格が下がる要素は少ないので、予算があって「新築に住みたい!」って人が買う物でしょう。
私的には築30年前後までの駅徒歩5~7分圏内のマンションが狙い目だと現在は考えています。
築30年程の中古マンションを買って、フルリフォームして総額5,000万円で住みたいという判断をする人の方が多くなっているし、実際資産価値としては落ちにくいんではないでしょうか。
次に築年数の古いマンションについて(昭和50年代前後の建築)
代表的なのが南茨木駅前周辺の南茨木駅前ハイタウン系、水尾のグリーンタウン茨木、中条エリアのメガロコープやJRエリアならホワイトハウス穂積とか。
これらはある程度価格帯(相場)が落ち着いてきているので、リフォームして住むという選択肢はアリだと思う。
これから築年数が益々経過していくので需要は下がっていく可能性はあるが、資産としてはもう下がりにくい価格帯まで来ているので、将来も価格下落率は抑えられます。
ただ1つ注意点は、ここ数年は全体相場が上がっているのに便乗してかなり高い販売価格での売り出し物件が多いので、そこの見極めは必ず行ってくださいね。
売る事だけを考えている不動産営業マンはそんな事教えてくれませんから・・・。
最後に一戸建て・土地になりますが、これは難しい(汗)
茨木市内で考えると、山手エリアでなければ、ある程度の資産価値は残っていくと思いますが、これから人口が減っていくし、茨木市としても居住誘導区域を狭めていく可能性があります。
駅距離だけでなく、キレイな住宅地・商業施設が近くに揃っている等も検討する必要が出てきます。
駅距離・地域性・ハザードマップなど地元民としての感覚がかなり必要になってきますので、個別にご相談いただくしかない。
なによりも現在売りに出ている価格をキチンと見極める事が大事。
「この物件は高過ぎる」
「●●●●万円まで下がってくれば、検討OKだと思います」
「需要(希少性)が高い場所ですので、ちょっと高いとは思うけれど、買っててもいい」
物件探しではこういった言葉が出てこないとダメだと思うんです。
結局は営業マンの感性次第ですが、そこが難しいところでもあり楽しいところ。
住まいを探すのはなかなか物件は出てこないし大変ではありますが、基本的には楽しんでいきましょう。