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【建売的ではなく、住宅も個性の時代】
カテゴリ:不動産の事  / 投稿日付:2024/11/11 20:33


この1年ほどは土地を仲介したお客様の新築にも携わらせていただくことが多いのですが、間取りってやっぱ奥が深いというか、30年ほどやってますが「コレ」って答えはありませんね。



お客様の要望を聞いて、いつも間取りは何パターンかは作成できます。


でもコレしかないでしょっていう間取りの完成形はどうやって出来るのか?っていうと、お客様との打合せを重ねて出来るんですね

当たり前やんって思われるでしょうけど、お客さんに色々聞かないと出来ないんです。やっぱ自分の中では完成しないというのは大きくて、住宅というのは一緒に作り上げていくものだとつくづく実感しています



そう考えると新築建売というのは、これからの時代、特に物価が上がっている現在ではかなり厳しいでしょう。


好き嫌いがあると思うので勝手に断定したらダメなのは理解していますが、建売というのは【そこにお客様自身が当てはまっていく住宅】。間取りとしては完成形ではないんですね。


デフレの時代で不動産や建物が安ければ、そこにバランスとして価値を見出せていけたのですが、物価が上がっている現在、価値を見出すのが難しくなってきています



さらにこれからは【個々の時代。自由な時代になっていく】と言われていますから、住宅というのも結構変貌していくんじゃないかと感じています。



画一的ではなく、それぞれの住宅に個性があっていいんじゃないかなと。そこに価値が出てくるんじゃないかと考えています。

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