カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2024/11/03 18:41
昨日は不動産・建築関係で独立されたセキスイ時代の先輩が事務所まで来られて、不動産の査定システムについて話をしていました。
「すごい間取りを考えはるな」って感じていた先輩だったので、不動産で独立といえど、やはり建築をからめた不動産仲介をしていきたいと考えられています
2時間近く話をしていましたが、やはり住宅業界出身の人は住宅が好きなんですよね。
不動産仲介業って物件を仲介するイメージがあるけれど、必ずそこには【住む家】があるわけで、住宅知識が必要になってきます。
そういえば10年以上前にセキスイ時代の後輩(一緒に仕事はしていないので面識はなかった)に会いまして、大手の不動産会社に転職してたんですね。
土地を仲介した時には、建物の間取りなどの相談もしていたらしいんです。そうしたら「上司に怒られた」って言ってました。「そんな事してる時間あったら、不動産の営業しろ!」と。
まぁ正論だと思います・・・・・
不動産会社なんだから不動産仲介の仕事をしないといけないっていうのは分かる。会社として、仲介の売上を上げる事に時間を使わないといけないのは分かる。
でも住宅業界を経験していて住宅の事が好きな人なら理解できると思うけれど、やっぱ【目の前に建物の事で悩んでいるお客様がいてたら、アドバイスしたいんですよ】
不動産会社に所属してるんだからそこで時間を使わずに本業に専念しろというのは理解できるけど、もう理屈じゃない部分(汗)
なのでその後輩はコソッと時間を作って、お客様と建物の打合せをしていたみたいです。
でも住宅の経験がある担当者に出会うというのはお客様にとったらメリットなんですから、存分にその知識を発揮させてあげた方が不動産会社にとってもメリットだと思うんです。
絶対にその後輩はお客様からのご紹介が増えているはず。コンスタントに成績を残せるようになっているはずです
だいたい建物の打合せを軽くみている人間ほど、住宅の事を知らないんですよね。これは私の経験上当たっていると思う。
という事で自分で会社を営んでいる現在は、売上も大事だけど、自分でも納得できる位住宅の提案も同時に行っていけるので、ものすごく仕事がしやすくなっています。