カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2025/10/28 16:15
ホームページの物件情報をザァーと見ていると、3,000万円台の物件が少なくなっています。一戸建てもマンションも。
3,000万円台ってかなり需要がありまして、それは買いやすい価格帯だから。
そこの価格帯が少なくなっているので、「なかなか物件が見つからない」って方も多いんじゃないかな・・・
4,000万円台とかも減ってはいるんだけれども、3,000万円台の方が顕著かな。
●その少ない3,000万円台の物件でも、本来は2,000万円台の相場だけれども、不動産会社の査定提案の問題などがあり3,000万円台になってしまっている(汗)
●本来は3,000万円台だけれども同じ理由で4,000万円台になってしまっている
こういった事もあり、更に興味が湧く物件が少なくなっている感じです。
ここは正直にお伝えする不動産会社としては腕の見せ所でもありますが
①本来の相場価格をお伝えする
②4,000万円台になっていたとしても、物件の価値(立地・間取りなど)を見極めて、検討してもいいかどうかをお伝えする
③リノベーションすれば、価値として担保されそうな物件を判断する
こういった感じで、お客様に検討可否をアドバイスしていけば、結構物件は絞れてくると思います。
「おススメ出来る物件は無くなります」という結果になる事も多いですが、なんでもかんでも「いいと思いますよ」なんていう営業マンはウソを言っているか、物件やお客様に興味がないだけでしょ・・・
過去の流れとしては株価に連動する不動産相場ですので、日経平均が5万円を超えた現在、エリアによる相場見極めは非常に重要になってきます。
(株価が上がっているというより、お金の価値が下がっているという見方も出来ますけどね)
80年代バブルと違うのは【どこもかしこも相場が上がっているのではなく、エリア等によってキチンと2極化・3極化している】という部分。そこは踊らされずに、耐えている方じゃないかな。
不動産相場と将来的な価値、しっかりとディスカッションしていきましょう。







