カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2026/09/08 10:46
レインズが発表している取引データを分析しているとこんなデータが出ました。
<成約件数>(前年度比)
・マンション ▲26%減
・一戸建て ▲2%減(ほぼ横ばい)
・土地 月次データがないため不明だが、減少傾向か?
<成約価格>
・マンション 価格上昇
・一戸建て 価格減少
・土地 不明
茨木市を含む大阪北部の不動産仲介市場は、2026年は「取引が減っている」と見るのがかなり妥当です。
ただし重要なのは、「価格が下がって取引が減っている」のではなく、「価格は上がっていて、成約件数が減っている」点かと考えます。
私は今のデータから、「市場が縮小している」というより、「価格上昇によって取引できる物件が選別される市場になっている」と考えています。
日々お客様と打合せしている&査定提案して実際に売却のお手伝いをしている身として、これを詳しく解説すると
①物件を探しているお客様は相変わらず多い
②ただ売り出し価格が相場以上に高いため、お客様は検討しない→取引件数は減少
③しかし、相場は上がっているとはいえ、キチンと相場帯の範囲で適正価格で売り出された物件は早く成約になっている→成約価格は上昇
という形になっています。
以前からブログで書き続けている「不動産会社による高額査定または高額売り出し価格の提案が影響している」状況でしょうね……
お客様もよく調べているので、高過ぎる物件が売れず、価格変更を繰り返してもそれでも高く、売れ残っている物件(在庫)が多くなっています。
そろそろ売却を検討しているまたは売却中の方も気付き始めるんじゃないでしょうか。不動産会社間の査定競争が巻き込まれていただけだと。
先日大手の不動産会社営業マンと雑談していて、「いま茨木市の物件はどうですか?」って聞かれたんです。
私は「査定がメチャクチャで、相場より高過ぎる物件が多いので動かないですね。お客様にオススメも出来ないですから」と言うと
「そういう査定しないと売却を依頼してもらえないので・・・」と言ってました。
その不動産会社もそういう査定しているので皮肉っぽく言ってしまい、答えにくかったと思いますが(汗)
経済状況やお客様の変化が原因ではなく、不動産会社が売却依頼欲しさにラクな方に走っているのが一番の原因だと考えています。
成約データが真実を語ってくれていますので、営業マンの軽いトークに惑わされる事なく、売主様には厳しく判断して頂ければと願っています。
【本当に売れる価格を判断できる会社】が納得できる売却の近道です。







