カテゴリ:売却について / 投稿日付:2025/04/20 10:01
ちょっとね…本気で不動産の売却を正さないとマズイんじゃないかと考えています。
売主様が売却時に考えるのはまず【売れるのか】。と同時に【高く売ってほしい】【早く売ってほしい】という考えになります。
それをいい事に、高値の売り出し価格を提案してとにかく売却依頼ももらう事が、特にここ1年ほど横行しています。
結果は何度もブログで書いてる様に
売れない → 価格を下げる → 元々の売り出し価格が高いので、それでも売れず → 価格をもっと下げる → 結局は相場価格帯で売れる
この様な流れの物件ばかり……
売主様としたら不動産営業マンが言うので「そんな価格で売れるなら」って売却を依頼してしまう気持ちは分かります。私もこの業界にいてなかったら頼んでしまうでしょう。
この手口の弊害が買主様(物件を探している人)にまで及んでいるんですね。
探している人は相場というのをよく知っているし、これからという人も相場かどうかを確かめる動きをされます。価格設定がメチャクチャなので購買意欲が削がれてしまう可能性があるんですね。
当社はお客様にウソを付く訳にはいきませんので、【早めに売れる相場の査定額】と【反応が見込めそうなチャレンジ価格】を正直にお伝えしています。
査定が競合すると(ウソを付くような)高値を提案する不動産会社に負ける確率は高くなっちゃいますけど……ホント聞いてみるだけでもいいので、査定相談をして欲しいのが本音。
そういう機会を出来るだけ増やして、このおかしくなっている不動産売却を正していきたいと本気で考えています。