カテゴリ:売却について / 投稿日付:2025/12/09 13:18
今回は不動産仲介の意味について考えてみます。
不動産仲はちょっと特殊な仕事で
●売主様に依頼される(売主様側仲介)
●買主様に依頼される(買主様側仲介)
●もしくは両方に依頼された立場(両方の仲介)
という形で立場が変わってきます。
簡単に書くと、売主様側仲介とは売主様に「売却をお願いします」と依頼された不動産会社。買主様側仲介は、物件を検討されているお客様に購入の相談を受けている不動産会社になります。
両方に依頼された立場というのは、売主様・買主様の両方から依頼されている状態になります。
で、最近は売却の依頼欲しさに【相場よりかなり高い売り出し価格を提案する】不動産会社が多いと書いてきました。(売れないと分かっていても、とにかく売却を依頼される事が先決なので)
では、こういった不動産会社がその物件に興味を持ったお客様に出会った場合はどう営業するのか?
たぶん売れればOKなのでグイグイと営業してくるでしょう……
売主様にとったら良い不動産会社なのかもしれない。
でも逆に考えれば、買主様にとったら相場よりかなり高い事を伝えられる事もなく、最悪の不動産会社という事になる。
売主様の利益と買主様の利益は相反しますので、どっちかに偏り過ぎていると正直な不動産仲介は出来ないというのが結論になります。
(相場よりかなり高いのを知ってる知らないは別として)売主様にとったら嘘ついてでも売ってくる不動産会社がベストなのか?これは道徳的な問題も含んでくるので、立場が変われば・・・という事で難しいのは難しい(汗)
不動産業界では「分かれ」と呼んでいますが、本来なら売主側・買主側でそれぞれ別の不動産会社が仲介に入るのが一番良い状態だと考えています。
ただ弊社でもありますが、買主側も弊社のお客様がいらっしゃって両方の仲介をする時もあります。
そういう時はいつも不動産仲介の意味合いを考えさせられますね。
・売主様に絶対損をさせてはならない。
・買主側にも正直でいなければならない。
追求していくとやっぱり一番大事なことは【最初の売り出し価格を間違えない】これに尽きますね。
売主様に資料を詳しくご提示・ご説明をして、しっかり相場価格帯(幅がある)を理解してもらって共有する。その中で最大の利益を追求する。
買主様にもその物件の相場帯をご説明する(もちろん資料を添えて)。その物件のエリア需要や状態をお話しした上で、売り出されている価格がしっかり説明出来る事を確認していただく。
この仲介が出来ることが信用につながっていくと思うし、無理をしていないので変な事にもならないでしょう。
言い方を変えると、売主様・買主様の両方に良い格好をするためには、正直である事が何よりも重要だし、結果的に両方のお客様の最大限の利益が追求出来るのだと考えています。







