カテゴリ:売却について / 投稿日付:2025/03/03 22:47
しつこく売却について書いていきます。
不動産業界にいてないと気付けない事でして、やっぱりおかしいので何とかして正していきたいので、繰り返し問題点を書いていきます。
最近は【大幅な価格交渉がある申込みを売主様に提出。売主様はそれを拒否してるのに、対外的には申込み済みのままにしている=他の不動産会社からは見学が入らない&他の不動産会社からの申込みを断れる口実を作っている】というやり口をよく聞きます。
売主様はコレを知ったら気絶もんだと・・・
地場の悪い不動産会社がやってるイメージがあると思いますが、実際は大手不動産会社がこういった事を横行させている状況なんです。
「悪い手口ばかりを書いて、解決策ないんかいっ!」って自分でも思いますが、一般の方(売主様)がコレを見抜くのは難しいでしょう。
売却するにあたって情報を集めて、売主様自らでチェックしていくしかない。
いま考えられるチェック方法としては
●専任媒介契約で売却依頼しているケースがほとんどだと思うので、売主様に発行されるパスワードでレインズを細かく確認していく事。
→申込みになっていないか?さらに公開中になっていたとしても、詳細備考欄に申込み有りとか余計な事が書かれていないかチェック
●レインズで広告不可になっていないかチェック
●一括買取り査定での申込みは最初から断る→すぐに売りたい等の事情がない限り、買取り査定はメリットはあまり無いので
●大幅な価格交渉がある申込み=業者買取りの申込みがあったら、その不動産会社への売却依頼は断った方がいい。
→私からしたら、「売主様側に立った売却活動はしていません」と宣言している様なもの。
本当に売主様の事を考えているなら、買取りなんて最終の最終の最終手段。
買取りになれば儲かるのは不動産会社だけですからね…あわよくば売主様がOKしてくれたらラッキー位の感覚で売却活動している証拠になります。
こういう感じで、特に最後の買取り申込みを持ってきたら、かなり要注意。
不動産業界にいてる私なら、この時点でその不動産会社の売却依頼を切りますね。